ポケモン集めみたいな感覚
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
WIC(wellness investment club)のtoshiです。
clubと名乗ってはいるが、完全にソロ活なのである。
そもそも〝wellness〟とは何ぞやと?
wellnessとは、
「輝くように生き生きとしている状態」
「本人が病気であるか否かだけに注目せず、健康を手段とし、生き生きと輝く人生を目指す姿勢や志向」
1961年に米国のハルバート・ダン医師が提唱したそうである。
そんなwellnessでいるためには、「食事」を整えることが、人生における土台作りとして、とても重要だと私は考えている。
wellnessとは、いわば自分への投資なのである。
わたしは現在、育休中につき、wellnessな自炊の枠組み作りに励んでいる。
この枠組みを構築してしまえば、それは、自分及び家族が人生100年時代における健康への投資となる。
wellnessな自炊は、「最強の教養」なのであると信じてやまない。
話は変わるが、最近、上の子供がポケモンにハマりそうな予感がバリバリなのである。
保育園からいただいたDVDでポケモンを主人公にした作りになっているものがあり、それを朝夕とひたすらに見る日々なのである。
一緒に観ているうちに、一通りのキャラクターの詳細を知りたくなってくるから、これはとてもなく中毒性が高いと、親ながら実感しているところである。
わたしは「wellnessな自炊作り」と称して、100個のレシピを自分のものにすることを目下、目標に掲げているわけではある。
そして、このポケモンでモンスターを集め、コンプリートすることと、自分なりの自炊の枠組みを構築することには共通点があるなと思う。
ポケモンがハマる要素はたくさんあるが、分析すると特筆は「収集」と「育成」にある。
コンプリートに向けて集めていくまでの過程が楽しかったり、捕まえたモンスターのレベルを上げて、進化させて育てあげていくという楽しみに満ちているのが魅力であろう。
そして、wellnessな自炊にも同じようなハマる要素があるのである。
100個のレシピを集めていくという過程が同じように心躍るし、これだと決めたレシピにアレンジを加えたり、より美味しく、効率性も高めるようにしようとしていくうちに、自炊の腕が上がっていくという実感がポケモンの「育成」に近いものにあたる。
息子の横でポケモンのDVDを見ながら、ふとそう思った次第である。
wellness 100 Recipes
ここからは、前回に引き続き、作ったレシピをまとめていきたい。
今回はこちら。
◎ホタテと春キャベツ&アスパラガス、きのこの醤油麹バター炒め
わたしは野菜が好きなもので、野菜を使うレシピを多く加えていきたいと考えている。
キャベツを丸ごと1個買うと、家族で食べきるのはなかなかに大変である。
そこで、わたしは半分はざく切りにして、小分けにして、冷凍することにしている。
そうすれば、忙しくて、時間をかけたくない時も何らかの動物性や植物性タンパク質と合わせて、炒めたりすれば、それだけで1品が出来上がる。
今回は、スーパーで北海道産の丸々としたホタテを見かけたので、ホタテで仕上げたが、これをイカとかエビといった海鮮系でもいいし、鶏肉や豚肉といったものでもいいし、または、ベジタリアンっぽく、島豆腐や厚揚げとかで仕上げてもいい。
今回使ったホタテは、炒めることで旨味が染み出し、キャベツやアスパラガス、きのこ、そして調味料の醬油麴とバターとのハーモニーが絶妙なのである。
ホタテの出汁が相まって、キャベツがいくらでも食べれてしまう。
自分はキャベツをくたっとさせるよりも、ある程度、芯は残しておきたいので、キャベツにはそれほど火は通さないようにしている。
そこはお好みになると思うが。
次はこちら。
◎厚揚げキムチ炒め
わたしはレシピに1週間のローテーションを組んでいて、ヴィーガン風にプラントベースの日を数日、魚系のおかず主体の日を数日、肉系の日を数日と、だいたいおおまかに3つに分けて考えるようにしている。
外食も入ってくるから、がっちりと固めているわけはないが。
そして、これはヴィーガン風にしたものである。
このキムチには、魚介の出汁が使われているから、完全にはヴィーガンとはいえないが、そこは厳密には守っているわけではないから気にしない。
冷蔵庫に使ってほしそうにしている厚揚げがあったのと、食べかけのキムチが時間が経ち、いい感じに発酵が進んだ感があるので、一気に使いきってしまおうと、キムチ炒めである。
加える野菜はキャベツとかニラでもあればいいなと思ったけど、冷蔵庫には使えそうなものとしては、もやししか見当たらず。
シンプルにもやしのみと決める。
そもそも、キムチってすでに白菜だし、難しいことを考えなくてもミニマルにキムチと厚揚げでも充分すぎるのである。
キムチって、それだけ食べても美味しいし、自分なんかは納豆と和えたりもする。
そして、炒め物に使えば、とてもなく汎用性が高い調味料と化す。
発酵食品であるので、腸内フローラを整える食材として、便りになる存在である。
「すべての病気は腸から始まる。」
これは古代ギリシャの医者ヒポクラテスの箴言である。
腸は第2の脳と言われているように、近年、いかに腸内環境を整えるかが高いパフォーマンスを発揮する上では必須であると見られており、ひとつの一大トレンドとなっている。
書籍『脳と身体を最適化せよ!』(モリー・マルーフ/ダイヤモンド社)によると、
「腸内の有用微生物の種類を増やす最良の方法のひとつは、食べる食品の種類をふやすことだ。
植物性タンパク質(耐性があれば乳製品も)を組み合わせて、多様なタンパク質を摂るよう心かげよう。多種多様な脂肪を摂るようにしよう。
また、マイクロバイオームの栄養になるポリフェノールを含むさまざまな種類のハーブやスパイスを使うのもお勧めだ。」
とある。また、
「有用微生物の割合が低い場合、これを増やすためにプレバイオティクス(大腸内の細菌の増殖及び活性を選択的に変化させることにより、宿主に有利な影響を与え、宿主の健康を改善する難消化性食品成分)とプロバイオティクス(腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物)を摂取するとよい。」
と書かれている。
つまり、多種多様な食品を日々摂るように心掛け、プレバイオティクスとプロバイオティクスをともに積極的に摂れば、腸内フローラが整うのである。
ちなみにプレバイオティクスとプロバイオティクスを合わせて摂ることを「シンバイオティクス」と言うそうである。
このことから、キムチはマイクロバイオームにとっては、有用な食材といえる。
発酵により微生物が存在し、それがプロバイオティクスとなる。そして、キャベツの食物繊維がプロバイオティクスの餌となるプレバイオティクスとなるのである。
加えて、植物性タンパク質の厚揚げも組み合わさることにより、多種多様な食品を摂ることとなり、より腸内フローラを整えるのに一役買うわけである。
キムチは酸味が少し強かったりするので、自分はここに気分によって、オイスターソースを加えてコクを出したりしている。
オイスターソースもなかなかにオールラウンドプレーヤーだよね。
具材を加えて、一気に炒めるだけのシンプルさだから、仕事から帰ってきて、10分もかからずに仕上がるだろう。
キムチの乳酸菌が加熱により、死滅し減少してしまうので、長時間の加熱はせずに短時間で仕上げたい。
今回は、厚揚げやもやしを使ったけど、ここもアレンジ次第である。
鶏肉や豚肉を使ってもよし、野菜もある程度のものはキムチが許容してくれるから旬のものを好きに投入しても失敗はないと思う。
ここまでのwellness 100 Recipesの道のり
ここで、これまでにあげてきたレシピをまとめておきたい。
wellnessな自炊の枠組みとして、目標は汎用性のある100個のレシピを自分のものとすること。
【wellness 100 Recipes】
01.マヨネーズ
02.ピクルス
03.鶏汁
04.麻婆豆腐
05.汁なし担々麵のインスパイア系麻婆麺
06.グラスフェッドのラムステーキ
07.紅鮭とキャベツ&きのこの塩麹バターホイル蒸し
08.ホタテと春キャベツ&アスパラガス、きのこの醤油麹バター炒め
09.厚揚げキムチ炒め
まだまだ、100個までの道のりは遠いが、ゲーム感覚でじっくりと取り組んでいくのである。
「最強の自炊」を確立させられたら、それは「最強の食の投資のポートフォリオ」となる。
次は何を作ろうか?
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