wellnessな領域展開

Health

結局、健康が一番

今日もご覧いただき、ありがとうございます。
WIC(wellness investment club)のtoshiです。
clubと名乗ってはいるが、完全にソロ活なのである。

わたしは現在、育休中につき、wellnessな自炊の枠組み作りに励んでいる。
目下、100個のレシピをポケモンかのごとくにコンプリートするのを目標に活動している。

そもそも〝wellness〟とは何ぞやと?
wellnessとは、
輝くように生き生きとしている状態
本人が病気であるか否かだけに注目せず、健康を手段とし、生き生きと輝く人生を目指す姿勢や志向
である。
1961年に米国のハルバート・ダン医師が提唱したそうである。

近年の定義だと、

身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして、輝く人生をデザインしていく、自己実現

といった具合である。

wellnessでいるためには、「食事」を整えることが、人生における土台作りとして、とても重要だと私は考えている。
wellnessとは、いわば自分への投資なのである。

今日は放出day

今回は、wellness 100 Recipesの完成に向けて、大分レシピがたまってきたので、どんどんアップしていきたい。

そしたら、まずはこちら。

やげん軟骨の塩焼き

我が家は動物性タンパク質の摂取となると、ほぼほぼに鶏肉がメインとなっているのだが、このレシピはやげん軟骨という、鶏の胸骨の先端部にある部位で、1羽から1個しか取れない、実に貴重な部位をシンプルに塩と胡椒のみで味付けしたものである。

結局、複数の調味料を重ねていくよりも、シンプルな調味料で丁寧に焼いたものって、滋味深い味わいで、素材感を感じるし、ごまかしが効かない分、作っていて微妙な差に気づくための一種の訓練にもなる。

咀嚼しないでいいものって、口に入れた途端に嚥下してしまって、どんなに美味しいものでも、一向に満足が得られなかったりするけど、このやげん軟骨の塩焼きは、こりこりとした程よい歯ごたえの軟骨がそうそう簡単に飲み込むことを許してはくれないのである。
嚙み砕くために相当の咀嚼回数を要するから、噛むほどに満腹中枢がいい感じに刺激されて、それほどの量を食べなくても満足感が脳に広がるのを味とともに感じるのである。
しかも、軟骨の脇にくっついている胸肉もまぁまぁの歯ごたえであるから、食べ応えとしては充分である。

見た目はもう居酒屋の酒のアテ感バリバリではあるが、満足いくメインの1品なのである。
脂質が少なめであり、いくら食べても太る気がしないが、お菓子やケーキなどの中毒性の高いものと比べて、思いのほか食べれないものである。

続いて。

キャベツの塩昆布と胡麻油和え

こちらもぱっと見は酒のアテ感が出てしまっているものの、生のキャベツを美味しく頂くには、良質なオイルと軽い塩気は欠かせないということで作った1品。
丸ごとキャベツを購入した際は、消費するために複数のレシピを持っているが、これは前菜的なものである。
料理を準備しながら、まずはさくっと、これを仕込み、ぽりぽりかじりながら、他の料理をしているうちに空腹が落ち着いてくるから、食べ過ぎ予防にもなるし、一挙両得である。
血糖値の上昇を緩やかにして、太りづらい食べ方の秘訣の1つとして、まずは野菜などの食物繊維から摂るべしなんてことをライフハック系の本には書いてあることが、まぁまぁ多いけど、持続血糖値測定器を自分でつけて数ヶ月を過ごしてきた身としては、それは正しいなと感じる。
痩せる食べ方の極意は、〝カーボラスト〟、すなわち、ご飯やパンなどの糖質は最後にもってこいってこと。
食べる順番で血糖値の上がりって全然違うし、小手先のテクニックだけれども、こういった知恵があるかないかで、結果は全然違ってくるから、カラダを作っていく上で、小さなテクニックは知っておいて損はないのである。

今回は、ごま油を使っているけど、状況に応じて、オリーブオイルだったり、亜麻仁油だったりと、使いこなしている。
アブラを制するものがwellnessを制するのである。

まだまだ、いくよ。

砂肝のネギごま油和え

アップしていて、気づいたけど、今日のレシピは吞兵衛のアテそのものだな。
しかし、わたしは家では基本的には飲酒習慣はないのである。
我が家は動物性タンパク質のメインとして、鶏肉を主軸に置いているが、ライフハック系の本によると、様々な部位から満遍なく栄養は摂ったほうがいいということで、出来るだけ偏りなくを心掛けている。
ホールフードとして、食べ物はそのまま丸ごと頂くのが、一番いいなんてことも提唱されており、例えば、鶏なんかだと丸ごと買ってきて圧力鍋なんかで野菜と一緒くたに煮込んで、ほろほろになった身を頂きたり、柔らかくなった骨を食べたり、煮込んだことによって出たスープなんかを摂ると抜群にいいらしいが、なかなかにハードルが高く、まだその域までは到達していないのである。

このレシピも前のと同様に、今回はごま油で仕上げているが、オイルはその都度、変えるようにしている。
だいたい、オリーブオイルか亜麻仁油、ごま油のローテーションである。
アブラの摂取比率はオメガ3が1に対して、オメガ6が3~4程度がバランスとしてはいいとされているそうなので、外食やコンビニ、スーパーの総菜などの摂取が過ぎたなっていう時はオメガ6系であるごま油の摂取は減らして、亜麻仁油やオリーブオイルに切り替えるといった具合に、自分の摂ったものによって柔軟性を与えるようにしている。

まだまだ、今日は続けて。

ディアボラチキン

シンプルな鶏もも肉のソテーなのだけれど、ディアボラとはイタリア語で「悪魔風」とかいう意味合いがあるそうで、鶏が開いた状態が、悪魔がマントを広げているような様子ということで、こういったネーミングとなっていると、諸説あるそうである。

シンプルゆえに、なかなかに奥深いのが、このレシピ。
ただ焼くだけにあらず、皮目をバリっと煎餅みたいにガリガリに焼き上げて、かつ、身の部分はジューシーさを残してままに焼きあげる。
このバランス感がとてもなく難しく、まだまだ到底至らないのである。
目標は、シンプルだけど、抜群にしみじみと旨いと家族に言わしめることである。
目下、YouTubeで研究中である。

YouTubeでジョージさんというプロの料理人の方が、その技術を惜しみなく教えてくれているチャンネルがあるのだけれど、チキンの究極的な焼き方を教えてくれている回があって、それはとても参考になるのである。
シンプルな料理ながらに随所にきらめくひと手間を施す必要があり、そのテクニックを使うだけで、雲泥の差が生まれるのである。

【シェフの技】プロはここが違う 原点にして頂点<皮が圧倒的にバリっと仕上がる>鶏もも肉の焼き方 (youtube.com)

最後はこちら。

丸干しいわしのオーブン焼き

これまで、魚を焼くとなったら、キッチンに付属のグリルを使っていたが、あれって中を覗くと分かるけど、使うほどに中が焦げ付いてきて、しかも外したりして、中を掃除が出来るような形状ではないから、見て見ぬふりをするしかないのかなっと思い、ある時から使うのを止めたのである。
使うほどに壁面にこびりついた劣化したアブラが食材にまとまりつく姿を想像し、それをカラダに摂り込むことを想像したら、怖くて使うのに二の足、三の足を踏むようになってしまった。
それなので、魚を焼く際は、フライパンか今回のようにオーブンレンジなのである。

このストウブの陶器は貰い物であるのだが、最近まで恥ずかしながら、オーブンを使った料理を知らなくて、押し入れの中に眠っていた1品なのである。
しかし、一度使ってみると、その使い勝手のよさに、今では必須ガジェットの1つなっている。

地味な丸干しいわしではあるが、ストウブに置き、その上にハーブなんかを散らせて、軽くオリーブオイルをひと回しして、グリルすれば、地中海の風を感じるから不思議なものである。

しかも、網で焼くのとは違って、魚からアブラが出てしまう心配もなく、良質なオメガ3のDHAやEPAが摂取できるから尚のこと良い。

いわしは安価ながらも、他の魚と比較してDHAやEPAの含有量は抜群であるから、welnessな枠組みにおいては、必須中の必須食材なのである。
下手に高い高級魚なんかよりも、そのカラダに潜めている栄養は計り知れないのである。
皆がそれに気づいて、こぞってスーパーで買い占めるようなことになったらいけないので、あまりそのスーパーパワーに気づいては欲しくないのが、正直なところなのである。

自分なんかは、いつもいわしを見かけると、こんな安価でいてくれて、それでいて特筆すべき良質な栄養をその内に秘めている孤高の存在で、飾り気もなく、いつも安定して食べさせてくれて、ありがとうと心の中で感謝しながら、手に取るようにしている。

いわしは、昔から庶民が食べる下賤な魚であり、高貴な人が食べるのは卑しいものとされていたそうである。
しかし、平安時代に世界最古とされる長編小説『源氏物語』を著した紫式部は、大大大のいわしフリークだったといった逸話が残されている。
高貴な身分であった紫式部がいわしを食べるなんてもってのほかであったから、人目を盗んでは食べていたそうである。

もしかしたら、紫式部はいわしのその秘めたるパワーを人知れずに、知識というよりは体感として、感じ取っていたのかもしれないね。

進捗

これまでのまとめといきたい。
wellnessな自炊の枠組みとして、目標は汎用性のある100個のレシピを自分のものとすること。
この枠組み作りはゲーミフィケーションとしての実験ともいえ、今後の学習におけるモチベーション研究の一環でもあるのである。
四谷学院の55段階個別指導のメソッドのように、100個のレシピを築き上げていく過程は、小さいながらも自己の成長をひしひとと感じれるから面白い。

wellness 100 Recipes】
01.マヨネーズ
02.ピクルス
03.豚汁ならぬ鶏汁
04.麻婆豆腐
05.汁なし担々麵のインスパイア系麻婆麺
06.グラスフェッドのラムステーキ
07.紅鮭とキャベツ&きのこの塩麹バターホイル蒸し
08.ホタテと春キャベツ&アスパラガス、きのこの醤油麹バター炒め
09.厚揚げキムチ炒め
10.鶏ささみのレモンバターのピカタ
11.旨味オムレツ
12.納豆担々おぼろ豆腐
13.真鯛の干物とキャベツ&アスパラガス、キノコの醤油麹バターホイル蒸し
14.うま味卵焼き
15.タンドリーチキン&アスパラガスとミニトマトのオーブン焼き
16.鶏むね肉の生姜焼き
17.マッシュルームのポタージュ
18.チャンプルー
19.パワーサラダ
20.ブリの照り焼き
21.大和芋のグラタン
22.レバニラ炒め
23.いわしの豆乳味噌スープ
24.チャナマサラ
25.鶏むね肉&ブロッコリー、モッツァレラチーズのバジルソース炒め
26.トマト&卵、キクラゲ、アボカドのオイスターソース炒め
27.大和芋とキャベツのとんぺい焼き
28.塩麹サラダチキンのケバブソース和え
29.キノコたっぷりマリネ
30.やげん軟骨の塩焼き
31.キャベツの塩昆布と胡麻油和え
32.砂肝のネギごま油和え
33.ディアボラチキン
34.丸干しいわしのオーブン焼き

まだまだ、100個までの道のりは遠いが、ゲーム感覚でじっくりと取り組んでいくのである。
最強の自炊」を確立させられたら、それは「最強の食の投資のポートフォリオ」となる。

自炊の枠組みを作るとは、漫画『呪術廻戦』における、〝領域展開〟のようなもの。
自分なりの枠組みが出来上がれば、それは必殺必中の自分なりの領域展開となり、その枠組み内においては、wellnessでいられることは確約されることであろう。

次は何作ろうか?

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