至福点を知る
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
WIC(wellness investment club)のtoshiです。
今日もwellnessとは、「健康への投資」であるということを皆さんと共有していき、輝かしい日々をともに過ごしていけるように実践レベルに落とし込んでいくにはどうすればいいかを考察していきたい。
わたしは、wellnessに至るにはやはり自炊の枠組み作りをある期間において、集中的に習得する時間が必要であると思っている。
いまや超加工食品が見渡す限りに溢れていて、これをカラダに悪いからと、一切を避けていくというのは、現実的ではない。
それは、現代においては土台無理な話である。
そこで、自分なりの自炊の枠組みという「結界」みたいなものがあれば、超加工食品は文明の利器として、忙しい時や出先などでどうしようもない時はありがたく利用させてもらい、それ以外は自分の結界内において安全で、信頼に足る健康的な食事を食べるという使い分けが可能となる。
比率としては、自炊8割、それ以外2割という具合に遊びを持たせるようにすれば、その2割においてはジャンクフードもたまにはまぁいいかといった感じでガチガチにwellnessのためにといって健康的な食事で固めて、ストレスを課すよりも持続可能性が高まると思うのである。
それでも、忙しいからといって、ジャンクフードや超加工食品、ファストフードといったものに頼る際には、それを口にするとはどういう事かということは、知った上で覚悟を決めて、自分のカラダに摂り込むようにしたい。
書籍『フードトラップ』(マイケル・モス/日経BP)によると、
「ほぼほぼ全てといってもいいほどの食品加工会社のトップにいる人達は自社が作っている、糖、脂肪、塩まみれの商品は口にしていないという事実が見えてくる。」
「個人的なレベルでも、私が話を聞いた重役の多くは、自らが手掛けた商品を避ける食生活を心掛けていた。あまりにもそれが顕著なので、私はインタビュー相手の一人一人に食習慣を尋ねずにはいられなかった。」
とある。
わたしは、この本に関しては、この2つの記述が書籍の内容の全てを語っているのではないかと思う。
食品メーカーのトップたちが自社の商品を決して口にしない…、これはとても示唆に富んだものであり、自分がそういったものを手に取る際には、これを思い出せば、待てよと、思い留まることも可能になるのではないかと思う。
食品メーカーは、莫大な研究費を投入し、糖・脂肪・塩を利用してヒトの依存性を高める〝至福点〟というものを見つけ、また広告によってヒトが手に取りやすいようにしており、その魅力を最大限に高めるために、緻密な計算のもとで設計されている。
そういった背景を知らずスーパーやコンビニなどに買い物に行くことは、武器や防具を何も身に付けずに裸の状態で戦火激しい戦場に赴くようなものなのである。
しっかりと知識武装していないと、あっという間に餌食になってしまう。
至福点をつかれるとドーパミンやアドレナリンといったホルモンが出やすく、容易に報酬系を刺激されて酒やたばこ、ドラッグのように、抜け出せない依存症患者のようになってしまう。
書籍『フードトラップ』ではこうも言っている。
「消費者のことを親身に気にかけるのは、こうした企業の本質ではない」
「利益を出すのが、企業の存在意義だという事実を毅然と受け入れ、自分の健康を自分で守れる消費者になるべき」
知識とは力である。
自分が口にするものがどういうものかを知っているか、または知らずにいるかではそこにはとてもなく大きな違いが生まれると思う。
知った上で超加工食品などとは付き合っていきたいものである。
結局は自分の健康は自分で守るしかないのだから。
wellness 100 Recipes
ここからは、wellness 100 Recipesといきたい。
わたしは現在、育休中につき、wellnessな自炊の枠組み作りに励んており、目下、100個を目標に掲げている。
この100個をレシピ本や携帯を見ずに、口笛でも吹きながら、冷蔵庫を開けて、そこにある食材から思いついたかのごとくに、即興的に作れるようになるというのが、中期的なゴールである。
そして、そのレシピはライフハック系の本を100冊程度、横断的に読み込んだところから反映させていきたいと考えている。
それでは、本日はこちら。
◎納豆担々おぼろ豆腐
市販のおぼろ豆腐をお湯で温め、器によそり、その上に肉味噌風の納豆をのせたものである。
納豆を味噌や豆板醬、練りごまなどで担々麵の肉味噌のように仕立てている。
これは、思いのほか、食べ応えがあるのである。
おぼろ豆腐がこれだけで、200g超はあり、ボリューム感がある。
納豆に豆腐と、豆づくしのメニューである。
今回は、納豆にちりめんじゃこも混ぜてある。
これにより、魚の栄養もまるごと摂れる仕様となっている。
ちりめんじゃこは小魚で頭から尻尾まで丸ごと食べれるので、全体食として機能性が高いため、色々なレシピにちょい足しするようにしている。
このレシピは仕事で夜遅く帰ってきてから食べてもヘルシーでいいし、満腹感も出るのでおススメである。
納豆ではなく、普通にひき肉を使って王道の肉味噌にしてもいいし、納豆ではなく、蒸し大豆やひよこ豆、テンペといった他の植物性食材を使ってもいい。
ローカーボでもあるので、糖質摂取量を気にしている人にも優しいレシピである。
次はこちら。
◎真鯛の干物とキャベツ&アスパラガス、ミニトマト、キノコの醤油麹バターホイル蒸し
わたしは白身魚といったら、こういった蒸し料理かアクアパッツァというパターンが多い。
近所のマルシェに月1回の頻度で千葉県の銚子から美味しい干物などを現地で買うよりもかなり安くして売りに来てくれるので、そういった時に普段、スーパーで買えないようなものを買って冷凍しておくようにしている。
真鯛なんて、普通に刺身として柵で買ったら、100gで軽く1000円弱くらいはしてしまう。
それと比較すると、とてもお買い得価格で売ってくれているから助かる。
今回はそんな真鯛の干物を野菜やキノコと一緒に調味料で蒸している。
蒸し料理は材料を投入して、火にかけるだけだがら、本当に楽でヘビーローテーションである。
困ったら、蒸しという脳回路が出来上がっている。
うま味も逃げることなく、漏れなく摂れるのも良きである。
進捗
ここで、これまでにあげてきたレシピをまとめておきたい。
wellnessな自炊の枠組みとして、目標は汎用性のある100個のレシピを自分のものとすること。
【wellness 100 Recipes】
01.マヨネーズ
02.ピクルス
03.鶏汁
04.麻婆豆腐
05.汁なし担々麵のインスパイア系麻婆麺
06.グラスフェッドのラムステーキ
07.紅鮭とキャベツ&きのこの塩麹バターホイル蒸し
08.ホタテと春キャベツ&アスパラガス、きのこの醤油麹バター炒め
09.厚揚げキムチ炒め
10.鶏ささみのレモンバターのピカタ
11.旨味オムレツ
12.納豆担々おぼろ豆腐
13.真鯛の干物とキャベツ&アスパラガス、キノコの醤油麹バターホイル蒸し
まだまだ、100個までの道のりは遠いが、ゲーム感覚でじっくりと取り組んでいくのである。
「最強の自炊」を確立させられたら、それは「最強の食の投資のポートフォリオ」となる。
自炊の枠組みを作るとは、漫画『呪術廻戦』における、〝領域展開〟のようなもの。
自分なりの枠組みが出来上がれば、それは必殺必中の自分なりの領域展開となり、その枠組み内においては、wellnessでいれることは確約されることであろう。
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