3分要約・世界のピークパフォーマーが実践する 脳を操る食事術

Health

どうも、WELLNESS INVESTMENT CLUBのtoshiです。

3分で世界の見え方が変わる。
「食」は自分への投資である。
口にするものは全て、自分への投資へと繋がっているのである。
人生100年時代において、本当に必要なものとは、健康である。
それでは、本日のthree minutes investmentはこちら

石川三知さんの「世界のピークパフォーマーが実践する 脳を操る食事術」である。

いつどんな状況でも、ハイパフォーマンスを出し続けるためのソリューションこそが、

食事」である。

あなたのからだは食べたものでできている。
だから、食事を変えれば、あなたに変化が生まれる。

筆者は栄養管理士として、これまで、数多くのアスリートやチームを栄養面からサポートしてきた。
食事術とは一流アスリートのためだけにあるのではなく、今までの経験をビジネスパーソンをはじめとした一般の方に向けてもお伝えしたいと思い、本書を執筆したと言う。

人間の行動とは、大きく分けると3つだけ。

「食べる」、「動く」、「寝る」である。

これはアスリートも一般の人も大して変わりはない。
「動く」にあたるトレーニングだけをどんなに頑張っても、残りの「食べる」、「寝る」の質が悪ければ、パフォーマンスは高まらない。

特に、「食べる」をおろそかにしたら、マイナスにさえなってしまうであろう。

ビジネスパーソンにとって必要なことは何か?

脳のコンディションを整えること

そのために、脳が冴えるような「脳を操る食事術」が必要なのである。

本書では、さまざまな脳をあやつる食事術が書かれているが、ここでは、その中から自分の独断で、特にこれだというものに絞らせてもらって、展開をしていく。

「カロリーゼロは体にいい」

これは明らかな間違った思い込みである。

カロリーゼロを謳う商品の多くには、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウムといった人工甘味料が使われている。

甘みはあるものの、カロリーはない。これは正常な状態ではないので、体にとってはストレスが生じ、徐々にインスリンの働きが悪くなるのである。

スイーツが好きな人は多いと思う。

正直、わたしも好きである。

そんなスイーツの中でも注意して欲しいのは、白い砂糖、白い粉(精白粉)、白い油(サラダ油、ラード)が多く使われているケーキ類である。

カロリーはたっぷりあるものの、体作りや代謝に必要な栄養素が含まれていないのである。
そういったものは、エンプティ・カロリー、つまり空のカロリーと呼ばれる。

また精製された白い砂糖は、吸収のスピードが速く、食べると血糖値が急激に上がるので、急いで血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌され、今度は血糖値が一気に下がる。

すると、血糖値を上げるためにまた砂糖が欲しくなって、甘いものに手が伸びる。このループにはまってしまうと血糖値が乱降下を繰り返す。

血糖値の乱降下を折れ線グラフにすると。まるでスパイク(釘)のような形になることから、別名「血糖値スパイク」と呼ばれる。

血糖値スパイクが繰り返し起きると、膵臓が疲弊して正常に働かなくなる。そして、いずれは糖尿病を引き起こしてしまうのである。

対策としては、血糖値を一気に上げる元凶である、エンプティ・カロリーを避ける、ドカ食い・早食いをしない、食物繊維を取るといったことがあげられる。

次に疲れを翌日に持ち越さないためのコツであるが、人間の活動には大きく「食べる」、「動く」、「寝る」という3つの要素があると前述したが、そのうちの「食べる」と「寝る」がぶつかり合わないようにする、つまり、寝る2時間以上前に食事を終えることである。

疲労困憊ですぐにでも寝てしまいたいという時は、食べないという手もある。
その分、翌日の朝食で補えばいいのである。
疲れている時に無理に食べるより、しっかり寝てリフレッシュした状態の方が、食欲も出るし、栄養の吸収も良くなるので体にいいといえる。

「ダイエットのために、油は一切取らない」という考え方は間違っている。

私たちの体は約60兆個の細胞でできていて、その1つひとつがリン脂質と呼ばれる油脂の細胞膜で覆われているのである。

つまり良質な油はきちんと体に取り込んで、悪質な油は取り込まないようにするという見極めが大切なのである。

質の悪い油の代表格はトランス脂肪酸である。

トランス脂肪酸はまず、体内に入ると正常な細胞膜の形成を阻害する。
それから、体内のあらゆる細胞を手当たり次第に酸化させて、様々な障害を引き起こす。
ガンや心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などといった疾患の原因になるのはもちろんのこと、最近では老化を促進する原因となるとも言われている。

そして良質な油の代表格がEPAやDHAといったオメガ3系の不飽和脂肪酸で、魚に豊富に含まれる油である。
その効果を一言で言うなら、血液をサラサラにするということである。
余分なコレステロールを除去してくれるうえに、中性脂肪の分解も促進してくれるのである。

自分の体を最高の状態に保ち続けるためには、それに合わせた食事術があるのである。

このブログを読んで、少しでも日常生活におけるパフォーマンスを高めたい人は、是非、本書を一読することをお勧めする。

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