Why?
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
WIC(wellness investment club)のtoshiです。
clubと名乗ってはいるが、完全にソロ活なのである。
今日はwellness 100 Recipesを更新していく前に、〝ゴールデンサークル〟というものについて考えていきたい。
皆さんは、ゴールデンサークルという言葉をご存じであろうか?
この言葉は、TEDにおいて4000万回以上も再生されている化け物級の講演にて、サイモン・シネックという人気コンサルタントが提唱している理論である。
その動画はこちら。
偉大で人を動かす指導者や組織は全て、アップルでもマーチン・ルーサー・キングでもライト兄弟でも、考え、行動し、伝える仕方がまったく同じだという。
そして、そのやり方は一般の他の人達とは正反対なのだという。
一般的には、物事を考え、行動し、伝える時は、WHAT(何が)やHOW(どうやって)が先行し、WHY(なぜ)は後回しになりがちである。
しかし、飛び抜けたリーダーや飛び抜けた組織は、その大きさや業界にかかわらず、考え、行動し、伝える時に中から外へと向かうという。
つまりは、WHY(なぜ)がまずは一番に来て、他の2つはそれに付随してくるものなのである。
人は、生物学的にWHAT(何が)やHOW(どうやって)とかではなくWHY(なぜ)に動かされるものであるという。
例をあげると、マーチン・ルーサー・キングの演説における有名な言葉で「わたしには夢がある」というものがある。
彼はアメリカを変えるために何が必要かなどを説かず、自分が信じることを語ったのである。
そして、それに突き動かされた人々は彼のためではなく、自分自身のために行動を始めることになる。
それが次第にとてつもなく大きなうねりを引き起こし、歴史を変えるだけのパワーとなったのである。
もし、これが「わたしにはプランがある」という演説であったなら、誰も突き動かれることがなく、歴史が全然違っていたものになっていたであろう。
このゴールデンサークル理論は、企業のビジョンやミッションを明確にする際や、製品やサービスの開発、マーケティングの戦略、リーダーシップや組織の求心力を高めるなどといった、さまざまな分野で活用されているが、これをwellnessにも応用できるのではないかと、わたしは考える。
例えば、「いつまでも若々しくいたい」、「健康でありたい」、「病気になりたくない」、「いつの間にか増えた体重をどうにかしたい」といったことを考えた時に、じゃあどうするかというと、一般的にはまずはじめにWHAT(何が)とかHOW(どうやって)という方法論にいきがちである。
若々しくあるためにCMでやっている流行りのサプリメントを試すとか、健康であるために運動を始めるだとか、増えた体重を減らすためにジムに通ったり、食事を見直すだとか…。
ゴールデンサークル理論に当てはめて考えてみると、まず一番に考えるべきことはWHAT(何が)とかHOW(どうやって)といったことではなく、WHY(なぜ)ということ。
WHY(なぜ)を自分に何度も問うことで、自分のアイデンティティが明確になり、自分を突き動かす原動力になるのである。
このWHY(なぜ)がしっかりと決まれば、あとは些末なことであり、勝手に良い循環に入っていくのである。
是非、wellnessをWHY(なぜ)から始めよう。
wellness 100 Recipes
ここからは、wellnessな自炊の枠組み作りである。
本日のレシピはこちら。
◎鶏むね肉&ブロッコリー、モッツァレラチーズのバジルソース炒め
わたしはバジルが好きで自分でバジルソースを作って、炒める際の調味料に使ったり、和え物に使ったり、温野菜にディップしたりしている。
または、厚揚げでPIZZAを作る際に塗ったりもしている。
モッツァレラチーズとこのバジルソースを使うだけで炒め物も一気にイタリアの風が吹くのである。
ブロッコリーの抗酸化作用と鶏むね肉とモッツァレラチーズによる豊富なタンパク質摂取が期待できる1品である。
他の野菜として、キャベツやアスパラガスなんかでも合うだろう。
続いてはこちら。
◎トマト&卵、キクラゲ、アボカドのオイスターソース炒め
お次は中華風である。
わたしはキクラゲのコリコリとした食感が好きで、「あー、何かキクラゲ食べたい」ってなったら、ワンパターンでこのメニューである。
これは自分にとっては、キクラゲを食すためのレシピなのである。
トマトの酸味とうま味、やや半熟の卵がオイスターソースと絡みつき、ここにキクラゲが加わることで、相乗効果が生まれる。
どれが欠けてもいけない。
このバランスがいいのである。
キクラゲの量も大事である。
このレシピにおけるキクラゲの立ち位置は柿ピーにおけるピーナッツのようなもの。
自分なりの黄金比率を探っていってほしい。
今回は、いつもは入れないアボカドを追加してみた。
卵の脂質に加えて、アボカドの良質なオイルも摂取できるからケトジェニックダイエット中で、タンパク質や脂質の摂取比率を上げたい時なんかは最適である。
キクラゲは食物繊維も摂れるから腸内細菌に働きかけて、腸内環境を整えるためのプレバイオティクスとしては好適である。
Road to wellness 100 Recipes
お決まりのこれまでのまとめといきたい。
wellnessな自炊の枠組みとして、目標は汎用性のある100個のレシピを自分のものとすること。
この枠組み作りはゲーミフィケーションとしての実験ともいえ、今後の学習におけるモチベーション研究の一環でもあるのである。
【wellness 100 Recipes】
01.マヨネーズ
02.ピクルス
03.豚汁ならぬ鶏汁
04.麻婆豆腐
05.汁なし担々麵のインスパイア系麻婆麺
06.グラスフェッドのラムステーキ
07.紅鮭とキャベツ&きのこの塩麹バターホイル蒸し
08.ホタテと春キャベツ&アスパラガス、きのこの醤油麹バター炒め
09.厚揚げキムチ炒め
10.鶏ささみのレモンバターのピカタ
11.旨味オムレツ
12.納豆担々おぼろ豆腐
13.真鯛の干物とキャベツ&アスパラガス、キノコの醤油麹バターホイル蒸し
14.うま味卵焼き
15.タンドリーチキン&アスパラガスとミニトマトのオーブン焼き
16.鶏むね肉の生姜焼き
17.マッシュルームのポタージュ
18.チャンプルー
19.パワーサラダ
20.ブリの照り焼き
21.大和芋のグラタン
22.レバニラ炒め
23.いわしの豆乳味噌スープ
24.チャナマサラ
25.鶏むね肉&ブロッコリー、モッツァレラチーズのバジルソース炒め
26.トマト&卵、キクラゲ、アボカドのオイスターソース炒め
ようやく、1/4合目へと到達である。
まだまだ、100個までの道のりは遠いが、ゲーム感覚でじっくりと取り組んでいくのである。
「最強の自炊」を確立させられたら、それは「最強の食の投資のポートフォリオ」となる。
自炊の枠組みを作るとは、漫画『呪術廻戦』における、〝領域展開〟のようなもの。
自分なりの枠組みが出来上がれば、それは必殺必中の自分なりの領域展開となり、その枠組み内においては、wellnessでいられることは確約されることであろう。
次は何作ろうか?
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